energy flow/原曲:坂本龍一(1999年)

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energy flow – 制作メモ

少し変わり種ですが、坂本龍一さんのインストゥルメンタル作品『energy flow』のカバーを2017年06月26日に公開しました。

公開する予定はまったくありませんでしたが、『Music Maker Premium Edition』という音楽制作ソフトを購入して動画機能が楽しそうだったので、少し「遊び感覚」を入れて制作してみました。

制作にもっとも時間がかかっていません。というよりも映像含めて数時間で完了しました。


「energy flow」の選曲理由とエピソード

言わずと知れた「energy flow」はインストゥルメンタル作品では異例の150万枚を越える大ヒット曲です。

この曲を選曲したのは、使用したことのないピアノ音源を試してみたかったというのと『Music Maker Premium Edition』の動画作成機能を使いたかったというのが大きいです。

前回の「ひまわりの約束」でピアノの音に目覚めたというわけではなく、ピアノオンリーの曲なので、ミックスやマスタリングに時間がかからないのが選曲理由です。

はじめに「遊び感覚」と書きましたが、遊び感覚を入れざる得なかったという表現のほうが相応しいかもしれません。

坂本龍一さんの音楽は敷居が高いのですが、90年代中盤からこの辺りの坂本さんの「坂本龍一が大衆音楽に降りて来た」と話題になりましたが、「energy flow」を初めて弾いてみたら、力が湧くどころか、思ったより疲れました。

難しくはなかったのですが、昔、CMで聴いたのと違う感じで、エナジーが湧くというより、弾いていてやたらパワーダウンした感じがします。

簡単そうで実は難易度が高いという辺りが「坂本龍一さんたる所以」なのかもしれません。

<楽曲データ>
楽曲名:energy flow
アーティスト:KSTY
作曲:坂本龍一
原曲:坂本龍一「energy flow」(1999年)

サウンドメイク – 4種のピアノ

energy flow - ピアノ「The Grand 3」

4種のピアノ名機をモデリングした音源で「energy flow」を演奏しました。使用したピアノ音源はSteinberg「MODEL D」、IK Multimedia「Brandenburg Piano」「Alan Parsons Imperial Grand」「Miroslav Philharmonik 2」の4種です。

簡単に各ピアノを説明すると一つ目のSteinberg「MODEL D」は「Bösendorfer 290(ベーゼンドルファー 290)」をモデリングした「The Grand 3」に収録される音源。

二つ目の「Brandenburg Piano(ブランデンブルク・ピアノ)」は1958年、独ベルリンで制作された、豊かで暖かみのあるサウンドが魅力のクラッシックなグランド・ピアノ。

三つ目の「Alan Parsons Imperial Grand」は伝説的プロデューサーであるアラン・パーソンズにより、最高のスタジオで、最高のコンサート・グランドを収録した高品位なピアノライブラリー。

最後の四つめのピアノはオーケストラ・サウンド・コレクション「Miroslav Philharmonik 2」に収録されるインストゥルメント。

個人的には「Bösendorfer 290」と、Neumann U67で収録されている「Alan Parsons Imperial Grand」が好きです。また、「Miroslav Philharmonik 2」のピアノも、曲作りとかで気分転換に弾いてみると良い曲が書けそうな感じがします。

短時間しか演奏していませんが、「Brandenburg Piano」だけが、よく響かせる演奏の特徴をつかみきれませんでした。

今回、メトロノームやクリック音なしで「energy flow」を演奏していますが、「Brandenburg Piano」のときだけ、少し「あれ?」という感じになっていると思います。

ミックスダウン & マスタリング

energy flow - Waves API 2500

ミックス時のEQ処理は、軽くローカットしたくらいで、ほとんど何もしていませんが、4種のピアノを1曲としての統一感を出すために、トータルコンプには「500マイル」の時にも使用した「Waves API 2500」を使いました。

プリセットの「piano」をそのまま使用して、少しスレッショルドを気にかけるくらいで、ほとんど何もしていません。

いつもは「Waves L3 シリーズ」で試すのですが、マスタリングはIK Multimediaのピアノを3種使っているので、「Stealth Limiter」を何も考えずに使用しました。

こう書くと、ミックスダウン & マスタリング時に何もしてないような気がしますが、一応、同じリバーブをピアノに掛けています。

ただ、リバーブへのセンド量はほぼ同じなので、やはり何もしてないような気がしますが、ポピュラーミュージックの世界でのエフェクト処理をしているので、ピアノ演奏のダイナミクスがかなり失われています。(余計なことをしなければ良かったかもしれません・・・)

「energy flow」の動画作成

energy flow - Music Maker Premium Edition

動画制作は『Music Maker Premium Edition』のデータマネージャーのメディアプールにあるビデオファイルを使用しました。

「動画作成機能を使いたかった」これに尽きますが、本当に短時間で、わたしレベルでは、かなりのクオリティーの動画が完成しした。

微調整に時間を掛ければ、もっと凄いレベルのムービーが『Music Maker Premium Edition』のみでできると感じました。

記事公開日:2017年07月05日 by KSTY

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