クリード 過去の逆襲 – 視聴メモ(作品評価 A)

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ロッキー・シリーズのスピンオフ映画「クリード チャンプを継ぐ男(2015)」「クリード 炎の宿敵(2018)」の続編となるシリーズ第3弾「クリード 過去の逆襲」を2024年08月13日に視聴しました。

シルベスター・スタローンが演じるロッキー・バルボアが「クリード 3」では出演していないので、それほどの期待はしていませんでしたが、ボクシングシーンだけでなく、映画のテンポもよくかなり面白ったです。

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クリード 過去の逆襲のストーリー&主要キャスト

映画のストーリー

<映画のキャッチコピー>
『ロッキー』の魂を継ぐ
血と涙の壮絶な闘いが始まる!
極限の死闘を体感せよ。

アドニス・クリードは「クリード1」で黒星を喫したコンランを倒してチャンピオンとして引退する。

その後3年、後進の指導をはじめ順調な引退後の生活を送っていたが、そんなアドニスのまえに、かつての幼なじみで兄貴分だった刑務所を出所したばかりのデイミアンが現れる。

デイミアンはアドニスの少年時代の過ちと裏切によって18年間の服役を強いられ復讐心に燃えていた。

かつて兄弟のようだったデイミアンとアドニスは、リング上で激しく戦うことになる。

主要キャスト

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画像出典:「クリード 過去の逆襲 オフィシャルサイト」


シリーズ第3弾「クリード 過去の逆襲」では、アドニス・クリード役の主演のマイケル・B・ジョーダンが自ら監督も務めています。

ボクシングシーンでのアニメ的な演出も見応えのあった「クリード 過去の逆襲」ですが、マイケル・B・ジョーダンは「はじめの一歩」や「ドラゴンボールZ」から影響を語っています。

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画像出典:「クリード 過去の逆襲 オフィシャルサイト」


ロッキーシリーズだとエイドリアンの立場となる妻のビアンカ役はテッサ・トンプソン。

かつて兄貴分であり今回の対戦相手のデイミアンはジョナサン・メジャースが演じています。

<作品データ>
タイトル:クリード 過去の逆襲
原題:Creed III
製作:2023年
時間:116 分
監督:マイケル・B・ジョーダン
出演:マイケル・B・ジョーダン, テッサ・トンプソン, ジョナサン・メジャース
視聴日:2024年08月13日
作品評価:A

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クリード 過去の逆襲の感想 – 作品評価 A

詰め込みすぎなかったところがよかった

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画像出典:「クリード 過去の逆襲 オフィシャルサイト」


シルベスター・スタローンが演じるロッキーは出演していなかったですが、対戦が決まった後のお決まりのトレーニングシーンであったり、その後に試合会場に場面が行くところなどは、往年のロッキー・シリーズそのものでした。

「クリード2」のときにはロッキー・シリーズへのオマージュを盛り込みすぎなのと、アドニスやロッキーの家族の物語を含めて、いろいろと詰め込みすぎな感じがしました。

しかし今作はスタローンが出演していないこともあってか、クリードファミリーの物語も含めて、視聴していて「しつこさみたいなもの」がなくて、純粋に作品を楽しむことができました。

タイトルは原題と同じでよいのでは?

ロッキー4の「炎の友情」のように「過去の逆襲」という日本語タイトルが付いていますが、敵役のデイミアンは完全悪というふうには受け取れなかったので「逆襲」という感じではなかったです。

個人的な意見ですが「過去の逆襲」みたいに日本語タイトルを付けずに、タイトルは原題と同じで「クリード3」でよかった気がします。

クリード4が進行中

日本ではそれほどは話題になっていませんでしたが、ロッキー不在でも「クリード 過去の逆襲」はヒットを記録し、シリーズ史上最高の世界総興収に達しています。

そして待望の第4作「クリード4」が進行中であることが明らかにされています。

クリード3では、アドニスは引退してから3年経っていて、デイミアンとの対戦はカムバック戦となっていたこともあり、次回作の対戦相手をどうするのかにも注目です。

多分、「ロッキー・ザ・ファイナル」のときだったと思いますが、スタローンは「ロッキーを早くに引退させすぎた」と語っていた記憶があるので、アドニスは現役を長い間続けるでしょう。

クリード4のストーリーの予想

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画像出典:「クリード 過去の逆襲 オフィシャルサイト」


どんな話になるのかはまったく検討がつかず、想像ですが「ドラゴンボールが大好きで影響を受けた」とマイケル・B・ジョーダン自身が語っているので、「クリード2」の対戦相手ドラゴが今作で仲間になったように、かつて兄弟のようだったデイミアンも当然「クリード4」では仲間になる気がします。

ドラゴンボールでベジータやピッコロが悟空の仲間になったように、シリーズの対戦相手を仲間にして、さらなる強大な敵と戦うことになるのではないでしょうか?

気になるスタローンの出演ですが、トラブっている感じがしますので、残念ではありますが、非常に難しいでしょう。

最後に次回作ではないでしょうが、アドニスの娘 アマーラがボクシングへの道へと進んでゆく気がします。

ロッキーが出演していない寂しさはありますが「クリード 過去の逆襲」は映像に迫力もあり充分に満足することのできる映画でした。

シリーズ第3作目の今作だけを視聴しても楽しめると思いますが、やはりシリーズの第1作目と第2作目を視聴しておいたほうが満足度は高いと思います。

時間のある人は「ロッキーシリーズ」を見直すとさらに楽しいかもしれません。

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記事公開日:2024年08月17日 by KSTY