世界が終るまでは…/KSTY カバー曲(1994年)

サブタイトルに「Respect Show Wesugi Ver.(リスペクト 上杉昇 バージョン)」を付けて、1994年にリリースされたWANDSの8枚目のシングル「世界が終るまでは…」をカバーしました。

2020年02月に「世界が終るまでは…」をYouTubeで公開しましたが、B’z「もう一度キスしたかった」のカバーを2019年05月に公開して以来、約9ヶ月ぶりの動画公開となります。

<楽曲データ>
楽曲名:世界が終るまでは…/WANDS(1994年)
アーティスト:KSTY feat.VK5
作曲:織田哲郎
作詞:上杉昇
プロデュース:KSTY
公開日:2019年02月14日
YouTube:https://youtu.be/aOHvEuaIxyI

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世界が終るまでは… – 制作メモ

選曲理由 – 世界が終るまでは… エピソード1

2019年に「WANDS 復活」ニュースになりましたが、ボーカルが上杉昇さんではないので、複雑な気持の人も多かったのではないかと思われます。

それでもWANDS 復活(再始動)がカバーする動機となり、てTVアニメ『スラムダンク』のエンディング・テーマ曲「世界が終るまでは…」を制作しました。

2019年の「平成アニソン大賞」でアーティストソング賞を受賞していたり、カバーと言うよりカラオケを歌っている「世界が終るまでは…」の動画がたくさんアップされているので、非常に今でも人気のある曲というのが制作前にわかりました。

そこでWANDS代表曲の「世界が終るまでは…」ではなく、ヒットはしていますが現在では隠れた名曲的なポジションとなっている「Jumpin’ Jack Boy」を本当は制作する予定でした。

これはCOMPLEX「恋を止めないで」、B’z「もう一度キスしたかった」はシングル曲ではなく、氷室京介さんも「KISS ME」ではなく「Summer Game」を選曲したのと同じ理由です。

しかし「満開の花が 似合いのCatastrophe」のフレーズが「This is 上杉昇さん」のような感じで好きで、WANDS代表曲の「世界が終るまでは…」を選曲しました。

2コーラス目のサビに一番言いたいことを持ってくる作詞家もたくさんいますが、上杉さんの書いた2コーラス目の歌詞は本当に素晴らしいです。

楽曲制作 – 世界が終るまでは… エピソード2

世界が終るまでは… サムネイル画像2
原曲のアレンジを残しながらも、全体を通して歌詞の「満開の花が 似合いのCatastrophe」と「Tragedy Night」に着目した「世界が終るまでは…」のアレンジにしています。

フルコーラスでも大体の曲のアレンジは1日で終わるのですが、原曲に忠実に一度作ったイントロと間奏を、まったく新しい物に作り直したためアレンジには2日間掛かりました。

個人的にもそう思いますが、上杉昇さんは日本の音楽シーンでの90年代最高の男性ボーカリストだと断言する人も多く、ボーカルが比較されることを避けたかったこともありイントロは変えました。

また時代を越えて愛されている『スラムダンク』のエンディング・テーマ曲で、あのイントロを聴くと、多くの人が上杉昇さんのあの声での「大都会に〜」を想像するのでイントロを変更しました。

イントロと間奏は特に「満開の花が 似合いのCatastrophe」と「Tragedy Night」を強く出しています。

音作りのことを一つ書いておくと、シンセ系の音源はベルとパッド経以外の音色には、XFER RECORDS「SERUM」の使用を考えましたが、時間がなかったこともあり、やはり愛用しているLennarDigital「Sylenth1」を使用しました。

ミックス&マスタリング – 世界が終るまでは… エピソード3

世界が終るまでは… BASSROOM
動画ソフトの問題だと思いますが、DAWでマスタリングしたものを動画ソフトでエンコードすると、毎回、意図しない方向に音が変わるだけでなく、YouTubeのラウドネス規格もあり、納得行く結果にはなりません。

以下で読んだMastering The Mix「BASSROOM」という一般的にあまり使われてなさそうなプラグインを動画用のために初めて使いました。

操作が特殊のマスタリングEQでしたが、記事で読んだ通りの結果、良い感じにミックスの低域をコントロールすることができます。

<参考記事>
BASSROOMの特徴と使い方 – 低音域に特化した 5バンドEQ
https://real.yu8one.net/bassroom/


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世界が終るまでは… – その他の情報

世界が終るまでは… の代表的カバー

世界が終るまでは… サムネイル画像1
相川七瀬 さんが2015年『Treasure Box -Tetsuro Oda Songs-』のなかで「世界が終るまでは…」をカバーしています。また、織田哲郎 さんが2006年『MELODIES』のなかでセルフカバーしています。

スラムダンクの続編

原作者の井上雄彦 先生が廃校する学校の黒板に書いた「10日後の話」みたいな感じでも良いので「スラムダンク」の続編を読みたいですが、やはり難しいのかなと思います。

豊玉戦で「この時から花道は流川のプレーを目で追うようになる 〜 それがさらに急速に成長することとなる 〜 それは先の話である。」とあるので花道の再起不能はないと信じています。

「バカボンド」も愛読者ですので、井上先生、連載の再開をいつまでも心からお待ちしております。世界が終わる前に読むことができたら幸せです。

リスナーが聴きたい曲と本人が歌いたい曲が違うということはよくありますが、最高峰のボーカリスト 上杉昇さんもそのひとりかなと思います。

スラムダンクのエンディング・テーマ曲であると同時に、人気キャラクター 三井寿(シューター)のテーマソングのような感じになっている世代を越えたWANDSの名曲「世界が終るまでは…」のカバーのエピソードでした。

記事公開日:2020年02月15日 by KSTY

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