TM NETWORKの1989年の作品「DIVE INTO YOUR BODY」をfeat.GUMIで2018年05月31日にYouTubeで公開しました。
2016年08月に公開した「BOY MEETS GIRL/feat.巡音ルカ」と同様にサブタイトルに「-Respect TK Ver.-」を付けています。
DIVE INTO YOUR BODY – 制作メモ
選曲理由 – DIVE INTO YOUR BODY エピソード1
2017年に平成元年(1989年)の夏にリリースされた氷室京介さんの「SUMMER GAME」をカバーしましたが、「DIVE INTO YOUR BODY」も1989年の夏にリリースされた楽曲です。
今年で小室哲哉さんが引退するのと、平成が終わるということを理由に、平成元年にリリースされたTM NETWORKの楽曲を選曲しました。
翌年、生楽器やロック色の強いTMNにリニューアルしますので、わたしにとっては「DIVE INTO YOUR BODY」が「シンセ = TMサウンド」の集大成かなと思います。
作詞家 小室みつ子 – DIVE INTO YOUR BODY エピソード2
「DIVE INTO YOUR BODY」の作詞は4人目のTMのメンバーと言われていた、わたしの最も好きな専業作詞家(正確にはシンガーソングライターですが)の小室みつ子さんです。
1曲を通しての意味は良くわからなくても、ひとつひとつのフレーズに強烈なインパクトがあるところは、さすが小室みつ子さんだと思います。
昔は就職接待とかがあったらしいバブル時代の夏のヒット曲なので、今の時代を生きている若者では考えられない歌詞です。
歌詞の「君と出会う前から ずっと君の夢を見続けてた」あたりは「あなたはクレヨンしんちゃんですか?」という感じですが、時代にギラギラとしたパワーがあることを感じることができます。
「光のピラミッド集まる場所 Let’s fallin’ love」や「エレファントの歌、夜空に舞うゼブラ」など正直意味がよくわかりませんがインパクトがあり格好良いフレーズです。
アレンジ&サウンドメイク – DIVE INTO YOUR BODY エピソード3
現代のテイストも加えましたが、基本的には原曲のアレンジをフルに活かしましたので、かなりのシンセのパートが多いですが、ベースも含めてギタートラック以外は、ほとんどA|A|S「Ultra Analog VA-2」を使用しています。
昨年2017年のクリスマスにメーカーのA|A|Sからプリセット集の「Analog Essentials」を頂いたので、Sound Bank(プリセット集)のサウンドも使用しました。
ドラムトラックもスネアやE-TOMは「Ultra Analog VA-2」を使用していますがハイハット系はループを使用しています。
シンセもドラムもリアルタイム入力で打ち込んでいったものをエディットしました。
オリジナルのギターはB’zの松本孝弘さんですが、やはりここは時間が最も掛かりました。1曲にこれだけギター弾いたの久しぶりです。
ミックス&マスタリング – DIVE INTO YOUR BODY エピソード4
ミックスは特にこだわりもなく、普通にキックが見えるようにまとめました。シンセ・ドラムもあえて大き目にしました。
マスタリングはアナログ感を出したかったのでコンプレッサーにIK Multimedia「Vintage Tube Compressor/Limiter Model 670」を使用し、最終リミッターには「Ozone 8」を使用しました。
わたしには「Ozone 8」はあまり相性の良いマスタリング・エフェクターではないことを再確認しました。
動画制作 – DIVE INTO YOUR BODY エピソード5
MMDも少しづつなれてきましたが、動画にはGUMIのMMDモデルを使用し「もしバブル時代に少女がタイムスリップしたら、どのような表情になるだろうみたい?」な感じで作りました。
バブルっぽさを出したかったので、背景の写真やイラストは結構派手なものをセレクトし、さらにキラキラ感を出すエフェクト処理をしています。
楽曲名:DIVE INTO YOUR BODY
アーティスト:KSTY feat.GUMI
原曲:TM NETWORK
作詞:小室みつ子
作曲:小室哲哉
公開日:2018年05月31日
YouTube:https://youtu.be/g7PdDhYrsOo
記事公開日:2018年10月14日 by KSTY
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