SUMMER GAME/原曲:氷室京介(1989年)

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SUMMER GAME – 制作メモ

氷室京介さんの2016年04月にリリースされたベスト盤『L’EPILOGUE』に収録されている1989年のヒット曲『SUMMER GAME』のカバー曲をfeat.GUMIで2017年08月07日に公開しました。

数年前に購入して一度も使用したことのなかった「GUMI」を今回はじめて使用するにあたり、どの曲をカバーするか悩みましたが、夏っぽい曲を作りたかったので『SUMMER GAME』を選曲しました。

昨年も夏っぽい曲で「BOY MEETS GIRL/feat.巡音ルカ」を公開しましたが、夏が終わるまえに『SUMMER GAME』を公開することができて良かったです。

「SUMMER GAME」の選曲理由とエピソード

氷室さんのライブ引退というのは、本当に話題になりましたが、ベスト盤『L’EPILOGUE』を聴いていて、あらためて偉大なロックスターであると感じました。

今回「JEALOUSY を眠らせて」と「SUMMER GAME」のどちらの楽曲をカバーするか悩みましたが、夏なので「SUMMER GAME」を選曲しました。

GUMIの声のテストが、一番の目的でしたので、キーは女性用に変えましたが、シンセプレイヤーがアレンジする「ロックスター氷室京介の楽曲」という感覚でカバーしています。

氷室さんの「SUMMER GAME」の歌詞は、すごく良いです。古い言い方だと「かなりイケている」いう表現が相応しいです。

特に「真夏のかけひきには ためらいよりも予感が似合う」「都会のザワメキを冷えたグラスに解かして 飲みほした夏」の二つのフレーズが抜群です。

<楽曲データ>
楽曲名:SUMMER GAME
アーティスト:KSTY feat.GUMI
作詞・作曲:氷室京介
原曲:氷室京介「SUMMER GAME」(1989年)

SUMMER GAME/feat.GUMI ジャケット

<#氷室京介>
Twitterのほうに動画公開後に「#氷室京介」を入れてツイートしたのですが、この記事を書いているときに「#氷室京介」で検索すると、現在も氷室さんを敬愛する人たちのツイートをたくさん見ることができました。

VOCALOIDで投稿しているのは、わたしだけしかいませんでしたので、多少浮いている感じがありましたが、今でも氷室さんを愛している人がたくさんいることを知ることができて嬉しかったです。

トラック制作 – ドラム音源にFAIRFAX vol.1

SUMMER GAME - ドラム「FAIRFAX vol.1」

多分使用したのは初めてだと思いますが、ドラム音源にXLN Audio「Addictive Drums 2」の ADpak「FAIRFAX vol.1」を「SUMMER GAME」に使用しました。

ドラムトラックはリアルタイム入力で打ち込んだものを修正してゆき、グルーブ的に良いところをコピペしてゆきました。

スネアドラムのフィルインやBメロのタムに関しては、音を付け足して書き込んでいますが、スネアのゴーストノートはリアルタイムで打ち込んだものをエディットしています。

トラック制作時は気づかずに、ミックスいていて気づいたのですが、はじめのAメロはドラム、ベース、ギター、ボーカルの4ピースになっています。

ギターはディレイで逆チャンネルに振っていますが、もしかして4ピース構成は久々かもしれません。

後、それほどトラック制作に時間は掛かりませんでしたが、シンセタム(E.TOM)でフィットする音が、なかなか見つからなかったです。

多分1989年当時はシンセタムの音が流行っていたのだと思いますが、音色検索が下手なだけとは言え、膨大な音色を搭載する最近の音源では、なかなか見つけにくい音かな?という感じです。

もうひとつ書いておくとシンセサウンドは、LENNAR DIGITAL「Sylenth1」を使用しています。

ミックスダウン & マスタリング

SUMMER GAME - Bus Compressor

ミックス&マスタリングをしてから少し時間が経っているので、あまり細かいところまでは覚えていないのですが、印象に残っている点がいくつかあります。

まず「SUMMER GAME 」のミックスは珍しくというより、マルチトラックの読み込み時に、設定が変わっていることに気付かずに、全トラック読み込んでしまっため、24bit/44.1kHzで作業しました。

次にトラック制作は自由にやりましたが、ドラムとシンセ以外の演奏は原曲にある程度忠実なので、リファレンスにはしませんでしたが、左右のバランスなどは原曲の「SUMMER GAME」を意識してミックスしました。

2016年にリリースされた『L’EPILOGUE』に収録されていた「SUMMER GAME」は、ベースラインをあまり出していないので、ベースのラインの出しをどうしようかと少し考えました。

エフェクター関連だと、普段は使わないミックス時のバスコンプにIK Multimediaの「Bus Compressor」を使用したのですが、日常的に使用しているWAVESのバスコンと比較すると、かなり癖のあるパンチのあるサウンドという印象です。

また今回、声質のテストがメインだったので細かいことはしませんでしたが、GUMIの声は8kHz以上を、もっとブーストして、ディエッサーを強めにかけると、もっと良い感じになりそうな気がします。

最終のマスタリングは作業を切り離したほうが良くなるのは当たり前ですが、時間的なこともあり、2ミックスを書き出さないでミックスプロジェクト内でマスタリングも行いました。

最近はよく使用していますが、最終プラグインは「Fabfilter Pro L」を使用し、サビのRMSは-7.6dBくらいになっています。

「SUMMER GAME」の動画作成

動画制作は、とりあえず時間を掛けないでやろうと思っていたので、それほど「SUMMER GAME」の動画には時間は掛かっていません。

サビも同じ歌詞の繰り返しなので、字幕入力も本当に短時間に終わったのですが、いくらなんでも「歌詞の字幕が大きすぎないか?」という感じです。

ここまでは順調でしたが「Summer」が「Suumer」になっていたことにアップ直前に気づき修正しました・・・

こんな感じの制作メモですが、今の若者たちの夏の過ごし方がホンノ少しだけ気なった「SUMMER GAME/feat.GUMI」の動画制作でした。後、ニコニコ動画のほうにも一応アップしています。

記事公開日:2017年08月08日 by KSTY

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